強みを活かす

中小企業診断士生活

公的機関の窓口に立ちたいと思っていろいろ活動して、いろいろな人に会う機会が増えた。そこで必ず聞かれることは

  • あなたな何ができますか?
  • どんな業種が得意ですか?

である。

何ができる?であれば個人的にITでそこそこいけるのではないかと、実際に人と話していても感じることはある。だがどんな業種が得意か?と言われると。。という感じである。実際キャリアにおいてほとんどがIT企業である。もちろんそのお客さんもいて、具体的にはほとんどが地銀等の銀行だったのだが、自分は基盤寄りのことをやっていたのでお客さんの商売について全然知らない。金融系が得意です!といっても資金調達や財務会計についてすごく詳しいわけでもない。事例4とか簿記二級くらいの知識はありますよ?

ITだってピンキリ、クラウドサービス入れるくらいであれば業種なんか関係ないんですけどね。「どんな業種でもいけます!」っていうのは何の売りにもなってないよね。当然ですが〇〇が得意ですといい切ったほうがいい。将来診断士として活動したい人は、何か特定の業種が強みと言えるだけの武器は持てるようにしたほうが良いかと思います。強みがなければ道を切り開くきっかけにもなりません。

中小企業診断士て、スペリャリストよりゼネラリスト的なところはありますけど、その中でもどこかしらスペリャリスト的なところがないと差別化できないです。とはいえそれは前にも書いたとおり診断士になった後に別の資格に求めるのではなくて、元々の業種・スキル・経験が活きてくるのだと思います。

自分自信の経験・強みは言葉で具体化できないとウリになりませんよ。SWOT分析は事例企業だけでなく、自分自身についてもしっかり行っていきましょう。

公的機関の専門家って、別に中小企業診断士等の士業だけがなれるものではなくて、大体の公的機関は特定の業種の経験が10年あることが要件だったりする。それで自分もITでいけるかな、というところである。なので自称ITコンサルタントというただの代理店も専門家として登録できて窓口に立ってしまうことがあるのだとか。

自分はそことは差別化したい。一応診断士でもあるので、「たっかいシステム売りつけるだけやなくて、やっすいシステムでもその企業にとって使えるものでも入れるんやで。ITだけでなく経営も見れるし両面から最適な提案するんやで」ということをウリにしている。まず入り口はITで入り、付加価値として中小企業診断士で攻める方向だが、これはやっぱり付加価値高そうな印象はある。クロスSWOTでいうところのSO戦略ですよ。

持続化補助金については、申請する側より審査する側にまわりたいな、と思う。審査する側にITの知識がなくてボッタクリのような見積を通してしまうのはどうかと思います。そういう面でも任せてもらえれば力になれるのになーと思う最近でした。中小、特に小規模な企業や個人事業主がちょっとITを使いたいだけであれば、そんなに高いお金なんか必要ないんですけどね。

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