何度でも出てくる「診断士取っても意味ない論」

何度でも復活して湧いてきますねー。「中小企業診断士なんてとっても意味ないよ」「足裏の米粒」とかね。

これね、ワイは前々から言っているんやけど、「役に立つか(というか立たせるか)どうかは自分次第」なんだなこれ。あの、これって中小企業診断士とか、他の資格含めて資格とか関係なく、何でもそうだと思うよ。

それに偏見かもしれないけど、言っている奴の9割はそもそも診断士になろうともしていない人か、途中で諦めた人だと思う。残り1割は実際診断士になってから言ってるんだろうけど、そもそも自分で何もしていない人だと思う。

本当に意味がないといえるレベルのスーパーマン

診断士でもないけど言っている人の1,2割は、マジで「資格なんて意味ない」といえるレベルのスーパーマンだと思います。だって診断士に独占業務はないから仕事なんて資格なくてもできるしさ、資格取る暇あれば仕事したい人だっているでしょうね。確かに意味がないと言うことも理解できます。ただ、そういう人たちは、特に経験も知識もないワイを含めた多くの診断士とは縁のない世界の人なので、何も気にする必要はないと思います。

何もがんばっていないただのアホ

また、大した知識や技術も経験もなく、資格の勉強すらしていないのに「資格なんて意味ない」と言っている人たち、ただのアホなので無視しておけばいいと思います。勉強をするかしないか、その意識の変化ですでに資格取得を目指している意味は発生しています。こちらもまたある意味、資格取得目指していたり自己研鑽に努める人にとっては縁のない世界の人間なので気にする必要はありません。

問題なのはそれ以外の実際に資格を取った人が言ってる場合だよ。

資格を取っただけでは何の役にも立たない

そりゃーそうでしょうね。資格を取っただけではそら何の役にも立たんわ。だってあなたが資格持っているかどうかなんて他の人は知らないもの。名刺やSNSに書いて初めて他人から「有資格者」として認められるわけですね。自分からアピールもせず「役に立たない」はそりゃないでしょ。

ワイはそもそもやけど「有資格者=能力のある人」だなんて全く思ってない。数々のクソみたいな奴を見てきた。

  • カフェとかで仕事してドヤってる癖に、機密資料をパブリックスペースで出していることに気づかないセキュリティ意識皆無な人
  • 「あれ、それ一次試験で勉強しましたよね?」みたいな間違いを平気でする人
  • 平気でパワハラ・セクハラする人
  • その他法令全ツッパな倫理観皆無の人

などなど、この通り診断士にもクソ(人間性や知識、能力いろんなもの含む)はいる。これは紛れもない事実。ワイやって決して人格者でないことは自覚している。資格を取ったのにその過程で学んだ知識を活用できていないのであれば、確かに資格を取っても意味はないし、役に立っていないね。それはそうだ。それに、資格を取る過程において倫理性は一切問われないので、知識以外に平気でパワハラ・セクハラする人、ルールを守れない人間的におかしい人も一定数存在する。

しかし、資格をよく知らない人や受験生から見ると、「有資格者=スゲー」ってなるんや、そこに能力があるかないかはひとまず関係ないんや。まずはそういう人たちに資格の名前でイキったらよろしいやん。資格をよく知らない人や、目指している人に対して「有資格者」として崇められればあなたの自尊心は上がるんじゃないですか?それだけでもちょっとは役に立っていますよね。

倫理性の話でいえば、個人的な感覚であるけど、独立して経験が長くなればなるほど倫理観はなくなっているという印象があるんや。ある程度の規模以上の会社に務めていたらパワハラ・セクハラを含めた倫理的な研修は毎年やるんです。ま、まともに受講してない人もいっぱいいると思うけどね。動画はブラウザの裏で開いていたり、スライドはマウス連打で最後まで飛ばしたり、最後のテストはしっかりカンニングしたり。だから企業務めの人が全員正しい倫理観を持っているかは別の話ではあるんやけど。

しかし、独立したらそういうの学ぶ機会もなくなるんや。個人事業主であろうと法人化しようと、トップに立って自分の責任で仕事するようになると、そういうの気づかせてくれる人や機会がなくなるんかな。ケース数は多くはないが、ワイが直面した倫理観0なクソ診断士は全員独立して規模広げているタイプやったわ。そんな人でも外部から見たら「先生!先生!」って崇められるんだよね。もちろん、独立してめっちゃ規模広げて外注も抱えているけど、報酬ちゃんと払うし暴言も吐かない人格者だっていっぱいおるよ。

資格を取っても仕事がない

ふむふむ、それでは仕事獲得に向け何か活動されたのでしょうか?名刺に書いた?HP作った?売り込みに行った?専門家登録した?うさんくさい補助金代行業者いっぱいあるけど話聞いてみた?

なーんもしてないなら仕事なんか来るわけ無いやん。

ワイもたまに「なんも営業してないのに仕事が向こうから来た」って言ってるけど、これだって登録してすぐのころはそれなりに営業活動とかコネの拡大とか、もう何も考えずやったよ。コロナ始まったころだったけど可能な限りあちこち顔だして。それまでにコンサルや中小企業支援の経験やコネもないのに、登録して何もしてないのに仕事が来るわけないじゃんってわかってたし。

商工会議所に挨拶にいったし、近場で専門家登録可能なところは片っ端からしたし、協会の研究会だって3つ入ったし、ボランティアに近い上に年寄りの政治力が強すぎて変革する気のない協会の委員会だってすぐ入って今はもう2期目だし。その結果つながった縁でちょっとしたおこぼれの仕事をもらい、それをひとつひとつこなしていたら評価してもらい、したらば違う案件の紹介が来ると言うだけの話です。そもそも名前も存在も知らない人に仕事の紹介なんてしようがありません。認知を0から1にしないと何も始まりません。

皆さんもご存知の通り、中小企業診断士に独占資格はないわけで、上記のことでも別に診断士の資格なんてなくてもできることはあります、専門家登録とかはね。でも専門家登録だってその名の通りだけど何かの専門家じゃないと登録できないわけで、診断士になりたてのひよこには経営に関する専門性はないのよ。あくまでそれまでの経験が専門性で、あくまで診断士は補助機能。

研究会や委員会は協会に入らんとできないね。協会に入れるのは診断士だけ。であれば、ワイの場合めちゃくちゃ資格が役に立ってることになるよね。

役に立ってないって主張する診断士のみなさんは、何か仕事を求めて活動しました?

確かに、専門家登録は診断士の資格だけでできるところとできないところはある。以前にも書いた気がするけど、コンサルや中小企業支援の経験がない人が診断士になったところで専門家でもなんでもない。何ができるんですかね?診断士じゃなくても経営スキル持っている人はいっぱいいます。ひよこの時点では差別化は不可能です。実績積み重ねて初めて差別化可能です。

まーでもあれだ、「専門家登録したけど仕事なんか来ないよ、役にたたねえ」って言う人いるけど、残念ながらこれは事実。多くの専門家にほどほどな量の仕事を頼むのではなく、何度も仕事をお願いするリピーターと全く頼まない人と二極化するのは事実。

逆の立場で考えてみたらわかるけど、よっぽどニッチな経験があればピンズドで指名されることはあるやろうけど、そうでないあまり差別化ができない人をどうやったら選ぶかな。似たような実績があって一方は依頼経験あり、一方はなし、であれば、そらこれまでお付き合いある人を選びやすくなると思いませんか?登録するだけでなく挨拶に行くとか、セミナーとかのイベントがあればもれなく出席するし担当者と挨拶や名刺交換もするとか、選んでもらいやすくなる手段はいろいろあるよね。

はじめの一件をもらうのが大変なんだけど、その一件を全力でこなせば、あとは勝手に回っていくよ。

あ、あれや、差別化の話でいうと、一回だけ事務所の名前で仕事が来たことがあった。中には審査なく申し込んだら全員登録できる機関もある(協会経由だから誰でもできるわけじゃないけど)。そういった機関は履歴書・経歴書しかみていないわけで、それこそ差別化できる要因なんてほとんどないよね。

多くの診断士が「○○中小企業診断士事務所」(○○は名字)にしちゃってるわけで、これはやっぱり差別化ができない。わたし、事務所名なんかなんでもよかったから「たぬき中小企業診断士事務所」にしてるのよね。でもこれもう名刺にも書いてないしさ、別に使ってないのよこの事務所名。すると機関が専門家をさがしている時「履歴書パラパラ見てても違いなんてわかんねーなー。ん、なんやたぬき中小企業診断士事務所って、もうわからんしたぬきに頼むか」ってなったマジな話がありました。

まあ、ワイの場合偶然うまくいった、しかもそれ一回きりなんだけど、仕事の場以外でも「なんで事務所名たぬきなんですか」と聞かれることも多い。事務所名なんか何でもよかったし、ワイの名字を事務所名にしたところでまず正しく読まれなくて、名字間違えられることが結構ストレスなものでつけたくなかったというのはあります。なので差別化なんか考えていなかったけど、我が家のたぬきちゃんにあやかって適当にたぬきにしました。それでも外部向けになぜたぬきにしたのかは、後付だけどしっかり理由を考えてあるのでそれを説明しています。

ま、ただのレアケースだし、「差別化するために事務所名を突飛なものにせよ」って話でも全然ないんですが。試験であれだけ「強み!差別化!」とか言ってたくせに、「資格なんて役に立たない」派の人は、なんか強みを発揮したり差別化したりしているのかな。

診断士になって○年経つけど、資格なんかなくても仕事ができると言い張る人間

中にはいますこんな人。

もう資格なんて意味ないから次の更新はしないでおく、とか言う人。更新するしないはその人の自由なのでお好きにどうぞとしか言う他ないですが。この人たちだってひよこのころは資格とか使って仕事増やしてたんじゃないですかね?そら何年も仕事してりゃあ、資格の名前じゃなくて個人の名前で仕事取れるわいな。というか取れんほうがおかしいわ。

そらそのレベルになれば資格なんて必要ないと言いますわなあ。ただ、それをひよことか受験生に向かっていうことではないよね。あなたとはステージが違うんだから。

資格なんてただのきっかけ

なんか診断士になってすぐ書いてたなこんなこと。

数年経った今でもその気持ちは変わりませんね。

結局仕事なんて自分から行動しない限り増えんわ。その増やすきっかけが「中小企業診断士」っていう資格なわけなのよ。

ぶっちゃけ、コンサル業界や中小企業支援未経験からすると、こんな大きい武器はないで?ワイは有資格者だからって全員がバッチリ知識もあって、企業支援ができるとも思ってないけど、外部から見たら「この人は中小企業経営のスペシャリストだ」と思ってしまうと思うよ。唯一の経営コンサルタントとしての国家資格だしね。倫理性やなんやらもおいておいて、試験はクリアしてきているのは事実なわけだし。

それだけ無資格者と差別化が可能で、まずは個人の名前じゃなく資格の名前で勝負するにしてもそれなりに強いカードを持っているにも関わらず自らは何もせず「資格を取っても意味がない」って言うのって、どういう気持ちで言ってるんかなー。ほんと謎です。

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