もともと、このブログは自らの情報発信能力、考えをしっかりと伝える能力、ライティングの能力を高めるために始めたものです。ですが、ブログを書く際もネタや構成等しっかり考えているわけでもなく、勢いにまかせて書いているだけであり、能力が高まっているとは自分自身でも思えない。
そこで、少し余裕ができたこともあり、ライティング講座を受けてみることにした。オンラインの講座はありがたいのですが、性格上オンラインだと絶対にちゃんとまじめに受けることができないので、現地で受けられるものを選んだ。現地で受講できることをメインで選んだので、内容についてはそこまで吟味していなかった。内容吟味してたら選択肢ほぼないしね。
で、受講をはじめたわけですが、いろいろ学べることはあるが、どうもしっくりこない。考え方の方向性が違うだけでそれなりに実績のある講座だし叩きたいわけでもないし、ネタバレもしたくないので核心には触れないけど。
ざっくり言うなれば今受けているのはコンテンツライティングなんですね。ブログでもいいけど、HPとか、雑誌とか、ターゲットが決まってるのか決まってないのかよくわからないコンテンツです。なので、目的は最初から最後まで読ませることになる。
ただ、このお作法に個人的にはしっくりこない。自分の中で文章の目的は「目的を正しく理解してもらうこと」である。まあこのブログもコンテンツの一つではあるけど、そこでワイの考えや目的が伝わっているかどうかはアレなんやが。
例えば仕事で使う文章、なんでもいいけど、メールだと、メールの目的は「上から下まで全部読ませること」ではなくて「目的を伝えること」である。伝えたいことを正しく伝えることができれば、メールを最後まで読ませる必要はないのである。
となると、くどくどと詳細を書いたあと、結論はこれです!と締めることはまあない。結論を先に書いたあと詳細を説明するほうが頭に入る。ずっとこういった形式のほうがいいと思っていたし、できるだけそうするようにしてきた。
しかし、今受講しているライティングはコンテンツライティングなので、結論がわかると読者は離脱するようだ。なので全体に読者を飽きさせない工夫を施しつつ最後まで読ませるわけだ。で、最後に結論だったり、宣伝だったりがあるわけだけど、そこまでは全部前フリなわけ。
まあなんか最後まで飽きさせず読ませるという考えはわかるのよ。その方法を教わっているわけだけど、考え方は大変勉強になる。でもね、講座の中でも例文読んだりするんだけど、課題だから読むけどこれブログとかで見たら5行でそっ閉じよ。結論もなくくどくどと書かれた文章って、どう考えても熱心なファン以外は途中で離脱すると思うんだよね。。
もともとその文章の作者のファンならそら全部読むだろうよ。でもね、雑誌とかでもお金払って買うけどそれだって端から箸まで全部読む人なんてそういないと思うよ。
今教わっているようなテクニックはもちろんだけど、相当高度な惹きつける話術がないと離脱を防ぐって難しいですよねー。。
となると、やはりコンテンツや文章の目的って何なのかと思いますね。コンテンツの場合は単に「読み物」としての役割があるので、ファンの書いた分であれば学びがなかったり目的がなかったりしてもいいと思うんですよね。でも、広告宣伝や何か伝えることがある場合に、最後まで読まないと目的を果たせないものって良い文章・コンテンツと言えるのでしょうか。
まあなんや、決して今の受けているものを否定するわけではなく、なんか宗教が違うというんですかね。長々と書いて最後に結論があるコンテンツが良い業界もあるのであろう。長々としつつ最後まで読ませる技術なんでしょうね。今のところは疑問を抱きつつも最後まで受講するつもり。その結果もしかしたらこの世界が良くてコンテンツライティングしたくなるかもしれない。しかし、これ使わないと身につかない技術なので。車の説明書だけあっても安全に運転できないように、知識だけいくらあっても使わないと身につかないのだ。
ちなみに今回の記事には習ったことは何も意識して反映していない。
コメント