万年筆にハマる。

以前にも書いたのだが、自分は字が下手なことを認識しており、うまくなりたい気持ちはあり、字がきれいな人に憧れる。

字がキレイって、もうそれだけでスゴイじゃないですか。一生使えるパッシブスキルですもん。字の上手い下手だけで人のことを判断なんてできませんが、やっぱ下手な字の人見るとがっかりしますもんね。自分も下手なんですけどね。

今はもう、社内外問わず打ち合わせ内容は全部PCに打ち込んじゃう人も多くなってきましたが、私は手書きにこだわります。予定とかもGoogleカレンダーで管理しようかと思ったのですが、家族間での予定もTimeTreeというアプリで共有しており、まあこれが便利なんだな。で、手帳でもスケジュール管理しているのでバッチリ二重管理です。

今までは会社だけのスケジュール管理だったので、社内のスケジュール管理ソフトやOutlookとかに入れとくだけだったんですけどね。診断士活動を始めるとちゃんとスケジュール管理しないとなということで試行錯誤しています。

とはいえ、今でも人前で字を書く機会というのもなくなったわけではないですし、字は下手なんですけど手書きにこだわっています。字がヘタな他にも、ペンの持ち方がオカシイことや、やたら筆圧が強いという認識もあって、去年までは試験勉強やりながらペンの持ち方矯正と筆圧弱くするなんて無理だなと思ったので今やろうと思ったわけです。そこで筆圧弱くてもOK、むしろ強いとペン先がダメになっちゃう万年筆を使ってみようかと思ったのです。

kakunoっていう入門用の万年筆があるのですが

外では使わないのですが、家の中ではこれでメモとったり、一日100字とにかく書く、というのを続けていました。字は上達したようには見えないのですがなんとか習慣づけることができました。万年筆って書いてるだけで楽しいんですよね。

そこで次にちょっといい万年筆を買おうと思いました。書くだけなら万年筆じゃなくてボールペンでも問題ないのですが、ボールペンでは「書く楽しさ」までは味わえません。万年筆ってなんか書いてるだけで楽しいんですよ。なんかもう普段の筆記具とはジャンルが違うように感じますね。ペンが字を書く手段なのか、字を書く目的なのか、みたいな話になってきます。万年筆は完全に目的になります。そのうち手段にしたいですが。

万年筆に触ったことない人にも、ちょっといい万年筆で試し書きしてもらいたいなー、あのヌラヌラ感、さらさらーっと書ける感覚、シャーペンやボールペンとはまた違った世界があるのですよ。

ちょっとオシャレな筆記具店でいろいろ相談したり、試し書きをさせてもらって万年筆を選びました。国内産の入門用金ペンでも買おうかと思っていたのですが、台湾のTWSBIというメーカーのものをおすすめしてもらいました。これが書き心地がいいんだまた。

いやあ美しいですね。ほとんどの人がイメージしている万年筆とは違うと思うのですが。

TWSBIのメインのダイヤモンドシリーズでも国内産の安い金ペンと同じくらいの値段で買えます。透明軸だと安っぽく見えますけど、これはボディに工夫があって中のインクがキラキラ見えるのです。ペン先はステンレスですが安い金ペンと同じか上回る書き心地、メカニクスは値段以上のもの。

で、買いました。楽しい。試験勉強用に買った大量の原稿用紙があるので、毎日お題を見つけては何か書いてる。もうつぎの万年筆とインクが欲しくなってる。マジで沼ですね、インク沼。もう少しうまく使えるようになったら、万年筆も外で使うペンになりますね。

続けてきたせいか、筆圧は弱くなり、ペンの持ち方もだいぶ矯正できた気がします。ただ字はうまくなったりはしない。youtubeとかで字をうまく書く人の動画とか見るんですけどね、みんなゆっくり書いているのです。ささっと美文字書くわけじゃないんです。そらそうか。ただでさえ字が下手なのにささっと書いてたらそらうまくなるわけもないわ。まずはゆっくりでもまともな字を書く練習をしています。

デジタル化が進展している今だからこそ、アナログに回帰するのもまたいいものです。楽しいんだなあこれが。

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