コロナ陽性になったのでひたすら甲子園を見ていた話。

ついにこの第７波に乗ってしまい、コロナ感染となりました。よく言われていることですが、どこでかかったのかはわかりません。

症状としては熱が38.8℃、全身の関節が痛気持ち悪い、喉がガラガラ。

土曜日に家で酒を飲んでいたところ、どう考えても酔わない量・強さの飲酒でぐらんぐらんきてしまい、横になっていたところ節々が痛くなってきて、体温測ったら38℃超えで、もうこれアウトやなという感じでした。

ちょうどお盆にかかってしまったので病院はどこもやっておらず、夜間休日診療も軽症者は来るなということなので、週明けに電話しまくってなんとか検査キットもらえる病院を見つけ、検査してやはり陽性。

熱は38.8℃とこれまでの人生で二番目に高い熱が出ましたが、感覚的に38℃は到底ない感じだったんですよね、ちょっと熱あるなっていう37℃くらいか？と思って測ったら38.8℃。それでもエアコンをガンガンかけている部屋でも体が熱くて寝付けなかったので、やっぱり高熱は高熱だったのでしょう。

それより全身の節々が痛くて辛かったです。熱とともにこれがきつくて全く寝れんかった。といっても初日だけだが。

喉もなんか冬に調子悪くなるところとはちょっと違う調子の悪さだったんですよね、なんともいえないのですが、喉の奥ではなく喉の上のほうがへんな感じの。

お仕事は休みまくりでちょっとご迷惑をおかけしましたが、なんとか軽症も軽症ですみました。

さて、外にも出れないわけなので、ひたすら家で甲子園見ていました。３回戦からほとんど見てたんちゃうかな？

ワイは野球はオールジャンルいけますし、高校野球も大好きだったんですが、近年あまり見れてなかったですね。

ワイの出身地の代表の近江高校も、昔はワイあまり好きじゃなかったんですよね。昔はただ出るだけだったし。2001年に準優勝しましたが、それ以外はもう出るだけっていうのが続いて、新興の私立にコロっと負けて出れないこともあったりね。

ところが最近は出るだけではなく、安定して３回戦、ベスト８あたりには進みますし、全国でも屈指の安定感が出てきました。ヨソから声のかかる県内の球児が地元で甲子園に出たいと選手も集まってきてますし、最近はわりと頑張ってほしいなと思ってみています。

プロも結構ボチボチ出てきたりで、今年もドラフト候補の山田くんもいますしね。

というわけで今年一番おもしろかったのは近江-高松商業の試合でした。

高松商業の浅野くんがバケモンだという話は聞いていたんですけどね、なんか実際見ると思った以上のバケモンで笑いましたよ。

ドラフト１位候補の山田くんがランナー１，２塁で浅野くんを敬遠せざるをえないくらいですからね、この状況で敬遠って記憶にないです。松井クラスやんもう。まあそれまでボコボコにされてたとはいえ、かなりのレアケースだと思いますよ。

身長170cm（って書いてあるとたぶん160台だと思う）ってのがやっぱり気になりますが、周囲とは一味も二味も違うゴリラボディ。

一応スイッチらしいが右打ちの俊足巧打でパワーだけではないという。まだ若いし外野以外にもサードでもセカンドでもできそうな感じがするし、これはまじで何球団いくか楽しみだなーと思うんですけど、身長も含めて、高卒右打ち外野手ってまず上位で指名されないですよね。

スケールでいうと大阪桐蔭の平田以来かなという気もしますが、それくらいレア物件ですよね。平田はもう少しパワー寄りだった気がします。西谷監督曰くパワーヒッターでなく中距離ヒッターらしいが。あとは左打ちばっかりやもんな最近の野手。

とはいえ左打ちが溢れた今のプロ野球界では今やもう逆に右打ちが希少価値のある時代。ソフトバンクなんかも毎年右打ちの野手を上位でとってますし、中日なんか去年のドラフト１，２位が右打ちだ。

正直いって今年の甲子園は投手がみな評価を伸ばせたとはいえない結果で、浅野くん一人勝ちだった気がしますね。

近江高校は準決勝がかなりしょっぱい試合で、全くベスト４にふさわしいチームだとは思えない試合をしていたので、どうせなら高松商業、というか浅野くんを上の試合で見たかったですね。

余談ですが、実はワイの母校は県大会１回戦負けで相手は近江高校。近江が優勝しようものなら近江に一番最初に負けたチームというある意味おもしろいポジションにいたのですが。

今年はあまりにも山田くんにおんぶにだっこすぎましたね。２番手が例年くらいの力があれば準決勝でも不調の山田くんに無理させずに済んだのかと思います。

下関国際もそんな近江を葬り去った準決勝はなかなかいい試合してたし、何よりその前は大阪桐蔭も破ったということで決勝も期待したんですがねー。

数年ぶりにじっくり甲子園見ましたが、やっぱ高校野球はいいですね。