私が受験生時代から疑問に思っていたことは、勉強時間のアピールに意味があるのかなということです。
なぜ意味がないか
自分の勉強時間を管理するのは大事だと思います。予定と実績の差分を明らかにする予実管理もそうですが、積み重ねた時間は自信につながると思います。
一方で他人と比較することはさして重要なことではないと思います。一番大きな理由が、勉強時間のカウントの基準が他人とは違うからです。
例えば
・家事をしながら1時間、講義の音声を聞いていた
・1時間集中して過去問を解いていた
この2つのパターン、同じ勉強時間1時間ですが勉強の質としては同じだと思いますか?私も自身の勉強時間を管理していましたが、前者のような「ながら」の場合は勉強時間にカウントはしていませんでした。インプットにしろアウトプットにしろ、机に向かって集中していた時間のみを勉強時間としていました。
人によっては前者の場合も勉強時間にカウントしている場合もあるでしょう。それは別に悪いこととは思いません。誰かが決めた基準があるわけではないですしね。人によって勉強時間の基準が異なるのですから、比べても意味がないよということが言いたいのです。
他人の勉強時間の量に惑わされず、自身で計画したペースで進んでいれば何の問題もないと思います。他人の勉強時間を見て焦る必要は全くありません。「あの人いっぱい勉強してる、すげー」くらいに思っておけば十分かと思います。大事なのは勉強時間ではなく、何をインプットして何をアウトプットしたか、ですからね。
勉強する時間がないアピールはやめましょう
それからもう一つ、勉強する時間がないアピールも本当に意味がないです。そのアピール誰に向けて何の意図をもって発信していますか?自分の言い訳にしていませんか?
勉強する時間なんていくらでもヒネりだせます。以前簡単に記事にしました。
「勉強する時間がない~」なんてつぶやいてる時間があれば過去問1問解けませんか?早起き苦手とはいっても5分くらい早く起きることはできませんか?資格試験を勉強してる人はSNSなんかやってはいけないなんてことは全く思いませんが、何かアピールする方向性を間違えていませんか?と思うことがたまにあります。なぜなら勉強時間を作り出すことは難しくないからです。難関資格に合格した人は、皆そうやって勉強時間をうまく作り出し、積み重ねてきていると思います。
勉強する時間がないアピールする自分が好きだ、と言うのであれば別にそれは否定しませんが。
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