経営診断サービス

信用保証協会さんの経営診断サービスが今日、無事最後の報告会まで終えました。

金融機関と企業が、信用保証協会に診断を申しこみ、信用保証協会が協会に診断士派遣を要請します。で、今回ワイが選ばれて企業の診断をしたわけですが、やってることは実務補習とかとだいたい同じです。ただ、これを私一人でやってます。

リーダーはワイ、人事担当もワイ、財務担当もワイ、情報担当もワイ、販路担当もワイ。ひたすら4回の訪問でヒアリングを進めます。

信用保証協会と協会が組んでやるサービスの中では入り口的なところもあって、本来は診断までで終わりなんですがそういうわけにもいかないですよね。助言も結構しちゃってます。

ある意味なんかこれが一番「中小企業診断士っぽい」仕事だなと思います。

今は誰も彼も補助金ばっかりですよね。私は診断士が補助金やることに全然反対じゃないですし、採択後の支援まで考えると他の士業と比べると診断士がやるべきだなとは思います。

ただ補助金支援するのは別に診断士じゃなくてもできることです。いうなれば無資格でもやってる人いますしね。

また、経営コンサルだって別に診断士じゃなくてもできますね。誰でも名乗れますし。

そう思うと企業を診断して報告書を作成するっていうところがいかにも診断士っぽい仕事だなと思うわけです。

報告書も40ページくらいと聞いていたので、そこに合わせにいきましたが、内容やレベル感なんてさっぱりわかりません。実務補習の報告書を参考に章立て考えたりして、なんとか40ページを年末年始に作りました。

で、今日、企業さん+信用保証協会+銀行+ワイで報告会です。企業さんにはこれまでのヒアリングの中でもう答えてしまった話ばかりでしたが、保証協会も銀行も報告書には満足してもらえたみたいで、よかったなと思います。

一人でヒリつきながらやるのもなかなか良い経験だったので、またやってみたいなとは思うのだが、いかんせんこのサービスは利用自体が少ないとのこと。

本来は診断で終わり数値計画も作らないそうなのですが、それであれば確かに何のために金払って診断士に来てもらう必要あるんや?ってなりますよね。そらそーや。

なので、次やるなら数値計画も作った改善計画みたいなのになるのかなーという気がします。

ま、保証協会と銀行がお世辞でなければいい仕事できたのかなと思います。

今回の企業さんはなかなかおもしろそうなサービスを展開しようとしているので、今後も動向はチェックしていこうと思います。

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