7月~9月の実務補習の実務補習の案内が続々と届いているようですね。私の手元には届いておりません。実務補習受けなくていい人扱いされたのでしょうか?
一次試験と同様、実務補習も開催されるかどうかはわかりませんね。
なお、今後、やむを得ない事由により中止や会場等の変更をさせていただく場合もありますので、あらかじめご承知おきのうえ、お申込みいただきますようお願いいたします。
令和2年7月・8月・9月実施中小企業診断士実務補習について
診断先企業の都合もあるでしょうし、募集人数通り実施されるかどうかはわかりません。新型コロナウイルス自体がこの世から消え去ったとしてもそれどころではない企業も多いでしょうしね。ですがもし開催されたのであれば例年では体験できないような事例を体験できるかもしれません。
ただ、試験と違って実務補習は年に3回ありますし、実務従事という手もあるのでコロナが心配であれば7月~9月は見送ればいいと思います。試験のように「とりあえず申し込め!」なんてことは思いません。
復習を始めよう
前回の実務補習から3か月、2月の実務補習をパスした人は二次試験からはもう7か月です。復習をしておくと良いかと思います。とはいえそんな難しいことはやる必要もないです。
・財務指標分析
・SWOT
をしっかり思い出せば事前準備としては十分。しかし中小企業診断士試験には出てこない分野で、できない人は今からでも身につけなければいけない知識が一つあります。それは「Wordの知識」です。
Wordを使えない人は今から練習して!
それはWordのスキルです。中小企業診断士にはWordフォーマットの書類も多く、実務補習の報告書類もWordで作成します。最近は実務でもWordをどっぷり使う人もなかなかいないと思います。なので実務補習に来る人もみんなWordが使えません。私自身ExcelやPowerPointと比較するとWordがダントツでできない自覚がありますが、他の人もやっぱりできないのでとりまとめ、マージ役をやることになりました。
マージ役はチームの中で1人がやればいいのですが、周りがちゃんとWordを使えればマージ役の手間も減ります。アウトラインや目次、図表目次の概念もないまま各自が作成するとマージ役がマジで泣きを見ます。マージしやすい形式で各自が報告書を作りたいですね。
Wordの中でも下記は報告書作成に必須スキルです。
・目次の挿入
・図表目次の挿入
・アウトラインの設定
・脚注、文末脚注の挿入
これらを設定したテンプレを用意できると尚良です。将来診断士として生きていきたいのであればWordのスキルは自身の生産性に大きく影響を及ぼします。Wordスキルに自信がない人がほとんどだと思うので最低限のWordスキルは今のうちに身に着けておくと良いかと思います。今、コンサルや経営に関する本を読むより、Wordをある程度使えるようにしておくほうが実務補習では10倍くらい役に立ちます。
実務補習までに読んでおいたいい本は?
ぶっちゃけ特にはない。というのも実務補習に申し込むとこのテキストをもらえる↓
なのでこのテキストをよく読んでおけば十分です。二次試験まではSWOTですが、実務補習からはクロスSWOTがよく出てくるのでちょっと調べておくと良いかと思います。市販のコンサル本とかは読んでなくても何も困りませんし、結局は官製コンサル育成のための補習ですし、考え方なんかも先生の意向次第となってしまいます。結局は二次試験で学んだことがメインになります。この「実務補習テキスト」をじっくり読んでおけば十分です。
本を読むよりとにかく準備
実務補習を受けた人の感想を聞くと「ヒアリングをやり直したかった」という話をよく聞きます。ヒアリングスキルもそうですが、企業に対する研究や業界の研究を事前に行うことが大事です。業界研究に使用するのが「業種別審査事典」です。
これも実務補習を申し込むともらえる資料に記載されているものです(何に書いてあったのか忘れた)。図書館でもすべての図書館にはないものなので、地元の図書館にどこに置いてあるのか調べてコピーしに行きましょう。ヒアリングはやり直しが効かない一発勝負、報告資料のデキも左右するものなのでしっかりした準備で臨みたいです。
さいごに
私はもう実務補習は受けない予定です。2月の実務補習ではとても良い経験ができました。ですが「こうすれば良かった」という部分もたくさんありました。開催可否等見えない部分も多いのですが、受講するのであれば全力の準備から楽しんで受講してください!登録のための15日だと思うと結構シンドいと思いますが、逆にお金を払ったのだから元を取るくらいに楽しむ精神があったほうがいいかなーと思います。
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