診断士の働き方改革

先日、「かけだしの頃週100時間働いていた」と、ある診断士?が言っていた。正直言ってクレイジーだ。

一週間は168時間しかない。一日4時間寝るとすると残りは140時間。風呂、食事、トイレの最中も仕事するとしても普通でない数字。会社員がちょっと残業したとして休憩抜きで一日10時間働いたとしても50時間だから単純にその倍。尋常じゃないね。ちょっとこの数字を他の人にどういうつもりで語ったのかわからないけど。。すごいと思う前にドン引きしたわ。

私は、仕事は好きではなくできればやりたくない。が、働かなくては生きていけない身分なので働く。

ある有名な診断士の先生が「診断士は3000万円稼げ」とセミナで語り、その3000万稼ぐ方法を教えてくれるそうだ。会社員並みの平日のみ9時17時で3000万円稼げるならそりゃすげーとは思いますが、多分そうじゃないよね。私はプライベート、家族と自分の時間を捨ててまで3000万円も稼ぎたくはない。

並の稼ぎでいいからプライベートを充実させたい。年収500万でいいから労働は週3くらいに留めたいのだ。というかこれは本音だが、これをツイッターで書いたら思いの外たくさんの反応をもらって、「あ、上しか見てない人ばっかりじゃなくて良かった」と思いました。

とはいえ、独立後は時間に縛られることもなくなったため、正直どこまでが仕事でどこからがプライベートかはかなり曖昧になった。もらった仕事をしている時間は当然仕事の時間だろうけど、じゃあその下調べをしている時間は、本を読んで使いそうな知識を得ている時間は仕事なのかどうなのか。

週3労働が理想と言いつつ、今は週6,7で何かしら仕事してたりするし(時間はもちろんフルタイムではないが)、それでも「休みほしー」なんて思わなくなった。そもそもあまり労働しているという感触もない。仕事という概念がなくなり、生活の中にごく自然に融合している感じである。生活の一部であるがやりたくなくて仕方がなかった会社員の時代の仕事とはもはや別物である。

仕事は趣味という感覚は一切会社員時代には持てなかった。そういうの聞くと「何言ってんだこいつ」と思ったものだが、身分や給与が保証される会社員でそういう感覚持てると最高だよね。収入保証された上に睡眠時間以外の半数以上を占める時間が楽しいんだから。ワイは全くと言っていいほど楽しくはなかったしな。

そんなわけで、今はウン千万稼ぐような働き方には依然興味はないけど、週◯日休みがほしいとか、そういうのはなくなったかなー。やりたいことがあれば毎日でも、夜中でも朝方でもやるし。でも週100時間は無理だ。

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