なぜ資格取得しても試験の話ばかりするのか

ワイは合格直後から言っているけど、資格取得一年生が発信するのは、試験合格ノウハウなんかより、「なったらどうなった」とか「1年目のリアル」みたいなところだと思う。

診断士は、試験合格者が受験生をサポートする、良い文化と言ってもいいものが浸透しているので、それ自体を否定したいということではない。

だからと言って、発信していいことと控えるべきことはあると思うんですよねー。

例えば、なぜ診断士を目指そうと思ったとか、受験するにあたりこんな苦労があったみたいな自分語り。これは思う存分すればいいと思うよ。一応世間では難関と言われる資格をクリアしてきたわけだしさ、十分語るに値すると思うよ。個人的にも、その人がどんな人生歩んできたとか、こういうの読むの好きだ。

どんな勉強のやり方をしたか、うん、これもいいんじゃないかな。

二次試験でこうすると点を取れます、二次試験でこれを書くのが正解です、これはダメだ。

だってさー、模範解答もないのに何でそれを断言できるのよ。たまたま合格点とれたにすぎない存在でさ。

まあでも、これやっていいと思う人も世の中には確かにいるよ。①再現性があって、②誰でもできて、③75点以上の高得点、であれば、それは立派なノウハウでしょうね。じゃんじゃんそのノウハウを披露してください。

再現性もない自分にしか理解できない理論でたまたま60点、下手すると60点ない奴でも二次試験合格法語っちゃうからね、この界隈は。マジでどんな神経してるのか疑いますよ。

受験生支援団体か、個人か、に関わらず、診断士界隈のブログの情報は玉石混交です。というより玉は2割もないと言ってもいいでしょう。残りの8割の中には石どころか砂利や砂も交じってる。

そんなの受験生に見分けられないよ。

ワイ自身も、合格した年は「受験生支援団体のブログでもマジでクソな奴おるな」と思ったもんですよ、どこのブログかは言わんけど。

それまでは受験生向けブログはほぼすべて漁ったと言ってもいいし、中には「この人マジすげー」とその時思っていたけど、今思えば大したことない、というものばかりです。

中には神のような記事を書く人もいますがそれは限りなく稀で、大半は話半分に聞くか、参考にもしていけないものだったなと、今は思いますよ。

神ノウハウをお持ちか、受験生支援で飯食っていきたい人でなければ、むやみに自分ノウハウなんか発信しないほうが、よっぽど受験生のためなんじゃないかと思うことだってあります。

一年生にやってほしいのは、合格後の情報の発信

情報がないのは合格後の話。

まーでもわかるよ、受験生向けだと潜在読者層は1万人を超えるし、何よりドヤ顔できる。

合格後の話となると潜在読者層は二次試験合格者と同じ1500人くらい、何より界隈では一年生なのだから大きい顔はできない。

そりゃあ、受験生向けの情報発信しますよね。だけどもうレッドオーシャンよ受験生向けの情報は。

それよりやっぱ合格直後の人は合格後の動きのことを知りたいと思うのよね。これがもう、ない、そんな情報。

ワイもここ向けの発信のためにブログを始めたところもあるけど、当初の思うようにはなっていない。

何せ、何もかもが公的な話ではないので、どこまで書いていいのか、書いてはいけないのか、みたいなところもある。当然守秘義務のある話だって多いし。

でもやっぱり、合格後の話のニーズは高いのだと、今年の一年生の話を聞いて思った。

  • 協会にはどうやって入るんですか?
  • 協会には入ったほうがいいんですか?
  • 研究会ってどんなものがありますか?

とかね、一年生ならではの話をいっぱい聞いたよ。

そんなもん協会に聞け、都道府県によって違う、で終わってしまう話ではあるんだけど、需要はあるわけよ。

自分自身がこうやって協会に入った、協会でまずこういうことをやった、という情報はね、やっぱりありがたいと思うよ。

それ以外にも、どういう機関に行った、こうやって仕事もらった、とか、言えないこともあるけど一年生が知りたい情報っていっぱいあるわけさ。

それをリアルタイムで発信すればいいと思うのよ。

いつまでも後ろ向いてドヤ顔してないでさ、もうちょっと価値ある情報を発信してほしいなと思うわけなのさ。

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