キャリアの積み方は人それぞれ

資格を得たのなら活かさねばいけない、と主張してせいかたまに指摘をされるのだが、資格を取得したからといってその道に進まなければいけないと思っているわけではない。人それぞれキャリアの積み方はバラバラなので、資格を取って何をするかは自由である。その資格を使って仕事をするつもりの人もいれば、別の目的でその資格が必要となることもあるだろう。活かす方向性や量や質はバラバラでしょう。

ただ、以前も書いた気がするけど、資格マニアだけは私は苦手。絶対評価の資格であればどれだけ挑戦してもらっても結構だと思うが、相対評であれば力試しで挑戦して、資格を取って活用する気のある人の邪魔をするのはどうかなあと思う。

せっかく資格をとっても活かすボリュームが0ではほんと何のために取ったのか疑問に思ってしまう。ぜひ活かしたいと思っている人に席をお譲りいただきたい。

診断士なんて独占業務がないのだから、何をどれだけしようと自由です。合格からぶっとばしてあれこれやる人もいるし、時間をかけて実務補習を受けて登録する人もいる。どれも間違いじゃないし。

診断士であればいつまでも正解の出ない話題は独立か企業内かだけど、診断士取る人ってその名に反して大企業の人が多い。会社員ってのは何かと企業に守られているものです。社会保障もがっぽりだし、企業によっては福利厚生もがっぽり。

自分も初めて転職したとき、最初の会社の福利厚生の手厚さに驚いたものである。これはね、やめないとわからない。比較できないしね。やめなくても把握してる人もおるかもしれんが、そうすると余計独立なんかしたくなくなるよね。家族がいる場合だと最低限稼がねばいけないハードルも高い。おいそれと独立なんてできないよね。

自分は独立したけど、最初の会社にいたままだったり、家族が多かったらこんなにすっぱりと独立なんかできなかったかもしれない。今は自己責任と引き換えに自由を手に入れたけど、他人にそれをすすめる気にはならない。

人によって環境が異なるのだから、「独立はいいぞ」と言っても「そうは簡単にはいかねーよ」となるのが目に見えている。独立か企業内かなんて個人の環境と費やすエネルギーで変わるものだから、いつまでも双方向から意見が出て答えの出ないものだと思う。

診断士として最初っからコンサルやりたいとか、顧問になりたいとか、それができるかどうかは地域差とかある。都会だと順番待ちも長ければ地方ではチャンスが多いかもしれない。環境が違うのだから資格を取ったらどうがんばるかなんて違って当然。

個人のかけられるエネルギも違うのだから、いろんな資格の活かし方がある、というかないほうがおかしい。

ただ、ワイが「資格取ったら診断士の仕事しないほうが間違い」という主張だと思っていたらそれは違います。資格に誇りを持っていますがそこまでは思っていません。資格を活かす気0でなければ。

あ、でも資格なんかなくてもできるようなことに熱中するのはどうかとは思うね。たまにおるけど、それ別に合格してなくてもできるよね?とか、合格したばっかりで説得力あるそれ?みたいなことに力入れる人。合格者には合格者しかできない価値を生み出してもらいたいものです。

補助金って診断士じゃなくても書けるんやで。

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