2020年版中小企業白書・小規模企業白書が公開されました

中小企業診断士生活

2020年版中小企業白書・小規模企業白書が公開されました。

https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200424002/20200424002.html

受験生と白書

受験生から縁のある中小企業白書、小規模企業白書ですが、ぶっちゃけ私受験生の頃は一回も見たことないです。2020年度版の内容が試験に出るとしたら来年からになるかと思います。今年の試験は2019年度版からの出題となるかと思います。なぜ見なかったかと言うと範囲が膨大なので試験対策としては費用対効果が悪すぎると思ったからです。各学校の模試は前年度の白書から重要な点を絞って出題してくれるので、そこをちゃんと対策しておけばいいかと思っていました。ですが概要くらいは見ておいたほうがいいかもしれませんね。

概要は動画にもなっていますのでサラッと見ることをおすすめします。

何で機械音声なんですかねえ。。ナレーションする暇もなかったんでしょうか。

新型コロナウイルス関連

新型コロナウイルス関連のまとめもあります。

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2020/PDF/2020_pdf_covid-19.pdf

ただし、これは4/1現在のもののようなので、現在はこれより数字が悪化しているでしょうね。続編作ってくれるでしょうか?

うーん、インバウンド需要も「やっぱりな」という感じですね。間違っても今後二度と事例2で「インバウンド客の需要を取り込む」なんて書けない。まあとはいえ平成30年の事例2だってインバウンドありきの出題ではなく、与件文でこれでもかとインバウンドを押してきたからであるのだが。今後はインバウンド関連の出題なんかなかなかされないのでは。

テレワークなんかも盛り込まれていますね。テレワークは事例1で出てきそうな感じです。働き方改革の一環や、ダイバーシティなんかも関連した新しい働き方として、今まで出題されたことのない形での出題も予想できます。人材確保の面からも、働く場所が関係ないということで地方在住や通勤に不便なところにある企業が優秀な人材を確保するための施策としても考えられますし、人事・組織としては特に関連が深いです。また、リモート化を究極にすすめるとオフィスをもたなくていいということにもなります。この場合は販管費の削減につながるため事例4でも問われてもおかしくなさそうです。

BCPについては二次試験より一次試験で出題されそうではありますね。

この新型コロナウイルス関連のまとめの最後にある「中小企業・小規模事業者における取組事例」はとても参考にりおもしろいです。何にせよ今後は飯のタネになる白書はしっかりと目を通さないかんなと思います。しばらくお風呂の友にしようと思います。

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