受験生相手の診断士オコヅカイ稼ぎ

noteを見ると自分の再現答案や問題解説を有料で売っている人をちらほら見かけますね。ブログでお小遣い稼ぎもしている自分が批判するアレでもないのですが、まあ自分が受験生だったとしても買わないかな、とは思う。100円や200円でも。というか去年もあったけど買おうと思わなかったな。それ以外に再現答案っていくらでも無料で転がってますしね。まあまあ信頼できるふぞろいも売ってますし。それに以前も書いた気がするけど、たかだか去年合格したという事実しかない中で、ドヤ顔で解説して受験生を合格に導くスキルがある人なんてそうそういないと思うし

自分の再現答案と自分の見解はタダで見れるブログに載せています。

0円の価値しかないと思っているもの自分では。この程度で有料なんておこがましい。

これも以前書いたけど、再現答案はいかに再現したかというのも非常に重要。当日ならOK、1日後でもちょっと怪しい、2日以後ではすでに再現答案ではない。2日も経っていれば5割増しで美化された答案だと思ったほうがいい。人間の記憶なんてそんなものだ。当日でも再現するのが困難なのに、時間を置いて再現できるわけがない。自分の再現度があやふやで、他の人の意見を見て記憶を補完してしまうと再現答案でもなんでもない。有料記事を買う際はまずコレをチェックしましょう。

再現答案どころか作者が時間をかけたただの解きなおしである可能性もありますし、解きなおしであった場合それが合格する答案かは全然関係ない話になってきます。再現答案であれば合格の実績は一応ありますが、解きなおしはそれが合格かの保証なんて全く無いですね。過年度合格者の解説も同じことです。

合格者答案を求める受験生の気持ちもわからないでもないですが、このあたりの事情は考慮しておいたほうがいいと思う。有料だから価値がある、無料だから価値がない、ということではない(私の無料の再現答案に価値がある、ということでもない)。有料記事なのに合格答案ですらない可能性があるのだから。有料記事でハズレなしと断言できるのはきゃっしぃさんの記事くらいじゃないでしょうか。noteじゃなくてamazonだけど。

過去問の解説したところでの見解が合っているかどうかなんてわからないですしね。こういうのを見るたびに思いますけど、「なんで正解が発表されていない試験で、予備校やふぞろいみたいに答案分析もしていない素人が解説できるんだろう」って。これが自分が過去問分析をブログでやらない最大であり唯一の理由。一発で300点オーバーとった人とかであれば説得力も出るんですけど。

過去問で「今だったらこう書くかな」「こうすればいいかな?」「こう書けば合格に近づくかな?」と思う点はあります。もう一回試験受けるにしろ、こういう方針で勉強してこうやって解答を作ったらたぶん高い確率で合格するやろ、というものは一応自分の中にはあるんですよ。しかしそれを記事にして紹介できるほど責任を持てない。

出し惜しみしているわけではなくて、自分では自分のやり方が最適だったがそれが全員に合う手法だとは思っていないし、あまり受験生向け知識を体系化するつもりもないから。勉強会等で直接伝えることはありますが、ブログやSNSでドヤ顔で語れるほどの厚かましさが自分にもほしいなと思います。

受験生向けに大きい顔していられるのもあ3カ月ほどで、それを過ぎると旬のノウハウを持っているのは今年の試験合格者になります。受験生向け記事も、より一層具体的な話というのはなくなっていくのかなと思っています。

まあこのあたりは有料無料関係ないですけどね。無料だったら見なければいいだけの話ですが、有料だとお金払っちゃってるわけで。ブログやSNSであろうと士業を名乗るからには責任は持ったほうがいいと思うのが持論であり、有料だとその責任はさらに強まるよな、と思っています。そこまでのクオリティのものが作れるか?と言われると自分には無理です。有料だと良記事でもそこまで好意的反応がない割に、ダメ記事だと無料のブログより批判がすごそうですしね。

有料の過去問解説に苦い記憶が

私が受験生のころはまだnoteとかもなく、ブログも大手団体が中心だった中、過去問解説をしている紙の書籍を買ったことがあるのです。初学だったので当初は「なんて素晴らしい本なんだ」と思いましたが、1ヶ月くらいで「なんでこんなのにお金払ったんだろう」に変わりました。ちょっと勉強した程度の人間でもわかるほど解説がオカシイし、全然納得できない。その解答では間違いなくDランクやろって解答もあって、この本信じたら絶対に合格できないと思いました。有料で書店でも売っている本でもこういうことがあるんですよ。何の本かバレちゃいそうな気もしますね、別にいいですが。

やっぱりあまり二次試験の学習経験がない方で予備校にも通っていないと、こういうのにホイホイ食いついちゃうんですよね。他に信じるものがない段階だと。自分もそういう経験を経てきたので気持ちは理解できるのですが。

合格する前に売りましたよその本だけ。noteの有料記事だってそれを信じたら合格できるかってのは別の話なんです。有料だからと宗教的に信じるのは大変危険で、それを信じていいのかどうかは自身でしっかり判断する必要がありますし、判断できるのであれば有料であろうと無料であろうと自分の血肉にできるのでしょう。

今思えば、合格者の書いたことだから全部信じていいわけではない、と思ったのはかなり早い段階だったなと思います。合格した今はより一層そう思うようになりましたが。合格者であっても残念ながらよくその国語力で試験通ったなという人もいますし、主張に筋が通っていない人もいます。絶対の信頼なんておけるもんじゃないですよ。

まとめ

noteでお小遣い稼ぎをする合格者も、有料でも解説を求める受験生も、どちらも気持ちがわかるので否定するつもりはありません。ただ有料記事だから信じられるか、信じていいかどうかは全く別の話。私が信じられないと思った本を読んで合格した人もいるでしょう。何が自分にハマるかなんてわからないです。noteの有料記事も大半はそうそう神記事なんて転がってないと思います。買うにしても全面の信頼を置かず内容については自分で判断することと、再現度合いについては確認することが必要かと思います。

ただ、診断士二次試験に関わらずですが、あらゆるリソースや手段を取り入れるというのはあまり合格に近づく手段ではないかなとは思っていて、決まったやり方がないのであっても一つのやり方を極めていくほうが合格に近づくのかなと自分は思っています。参考程度に有料記事を買うのはいいのですが、信じる道を求めるために買うのはちょっと違うかなーという気はしています。信じるものがブレブレだと合格には近づきません。

それにしてもnoteはお手軽に課金できるのはいいですね。自分が持つ媒体はブログだけでいいかなと思いますが。わざわざ切り分ける必要もないし、有料で発信するようなネタもないし。いいなとは思いますが、どのような場面で使おうか。

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