2枚めの登録証が届きました。

中小企業診断士生活

5月登録の人はほとんどそうだと思うのですが、2枚めの登録証が届きました。

登録から1ヶ月もしないうちに2枚めが届くなど中小企業診断士始まって以来の最速の出来事ではないだろうか。普通は5年後だ。なぜ届いたかというとこれまたお粗末な理由だ。

https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200522008/20200522008.html

今年5月15日以降に、中小企業診断士の登録又は登録の更新の際に交付した中小企業診断士登録証について、登録証の発行日と有効期間に誤りがありました。このため、速やかに正しい発行日と有効期間が記載された登録証を対象者に交付するとともに、今後このようなことがないよう再発防止策を講じてまいります。

中小企業診断士登録証の記載の誤りについて

上が誤、下が正。確かに初回登録日と有効期限が違う。正しくは令和2年5月12日登録だそうだ。表面の発行日も違う。まあ登録日なんか少しぐらいずれていてもどうってことないし、5月1日~5月11日に「中小企業診断士って名乗ってしもたやんどうしてくれるねん」なんてこともない、登録証届いてないし。

これ官報にはどうやって載るんやろね。もしかして未だに載ってないのってこれがあってゴタゴタしてたからか?

中小企業庁こそ診断が必要

いずれにせよ、他の資格みたいに賞状みたいなものがなくこれしか身分を証明するものがない。今回は登録日の誤りという、まあどうでもいいっちゃどうでもいいエラーだったのだが、一体どういった手順でこのような事態になってしまったのか。

よくわからないのだが、登録日はそもそも5月12日ではないのではないか?という疑問がある。というのも診断士の登録については下記のように記載がある。

申請について、的確であることが確認された者については、手続きが完了し次第登録となり、申請を受理した日の属する月の翌々月に氏名及び、登録番号を官報で公示するとともに、同時期に自宅住所宛てに中小企業診断士登録証を簡易書留郵便で郵送いたします。

申請・届出の手引き

以前の記事にも書いたように

私は3/18に書類を送った。書類が受理されたのが1週間後だったとしても3/25、交付は月1回とのことなので少なくとも1ヶ月は寝かされた後の5/12に登録されたようだ。メンドイから月1でバッチ処理なのはわからんでもないけど、それやったら4月に登録すれば良くない?1ヶ月開けるって決まってるんかな。

それともうひとつよくわからないのが

今回、今年5月15日以降に、中小企業診断士としての登録又は登録の更新を申請していた者(毎月1回まとめて交付。)に対して交付した登録証の発行日と有効期間に誤りがありました。

登録を申請したのは3月だし、登録されたのは5月12日だけど、5月15日以降とは一体。。?5/15以降に交付したということか?それなら通じる。

こういうことがあると隅の隅まで気になってしまうのです。

一番手を入れるべきは得点開示請求

中小企業庁関連で一番なんとかしてほしいのは二次試験の得点開示請求。受験生が10人いたら20人は同じこと思っていると思う。合格者も不合格者も、はがきにABCD評価じゃなくて点数書いて送れば良くない?なぜできないのかわからないのだが、法律でそう決まっているのかもしれない。だが、点数どころか順位まで送ってくれる国家試験があるんだからやろうと思えばやれるでしょ?

私はこれ、受験生ではなく中小企業庁にもメリットがあると思っている。

得点開示請求には個人情報の塊である住民票が必要だ。得点開示請求の書類をともに住民票を確認し、申請者が受験生本人であることを確認、そして開示請求があった試験の結果のみをA4の紙にプリント、そして絶対の間違いなくその申請者の封筒に入れて送付する。

これって個人的にはかなり怖いと思っているんですよ。住民票の取り扱いも怖い、開示請求があった試験以外はたとえ申請者本人であろうと得点開示できない、封筒も申請時に同封とはいえ絶対に取り違えられない。

これ仕事でやれって言われても絶対やりたくないですよこんなミスがミスを生む仕組み。まず間違いなく仕組みを変えることから始めますね。今までミスがあったという話は聞かないですけど、なんかの奇跡だと思いますよ。

だったら、はじめから合否の結果を知らせるはがきに点数記載したほうが早くないですか?ABCDをはがきにのせることができるのであれば点数も記載できるはず。そしてそこには人では介さずすべてシステム化できるのでミスもないはず。

これが受験生目線ではなく中小企業庁のほうにもメリットがあると思っている根拠です。開示請求を人手でやるなんて、年間で何人日かかってるのでしょうか?はがきに点数を載せるような仕組みにするのに必要なシステム変更は何人日でしょうか?おそらくですが1年でペイできると思います。そのうえリスクが大幅減少。

点数も早くわかって住民票取得の手間とお金もかからなくなる受験生、リスクがなくなり人件費が節約できる中小企業庁。win-winです。

中小企業庁の担当者様、私にまかせてくれれば格安のコストでやるんですけど、冗談抜きで。

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