二次試験では高得点を狙うべきではない

中小企業診断士試験

中小企業診断士の二次試験では高得点は狙って取れるものではないし、狙って取れたという人をほとんど聞いたことがないにも関わらず、受験生向けブログでは「こうすれば高得点」という甘い言葉が並びます。実際そうやって80点以上の得点を取った人の意見であればありがたく拝聴すればいいかと思いますが、そうではない人が多数です。

誰も答えがわからないから

一番の理由は「誰もどう書けば正解なのか正確にはわからないから」これにつきます。どう書くのか正解かわからないのになぜこれで高得点を取れると断言してしまえるのか、それが私は理解ができません。ふぞろいのように大量の答案を分析して「得点が高かった人はこういう傾向だった」と出すのはわかるんですよ。それが正しいか誤っているかは別として一定の傾向が出ている事実としては残るので根拠としてはあります。しかし、そうではない一般の方が「こうすれば高得点」と断言する根拠は何なのでしょうか?

ではどうすればいいのか

これもたまたま一回合格しただけの私の持論なので「こういう考えもあるんだ」くらいに捉えてもらえばいいのですが。

二次試験は全体で60点を取れば合格です。さらにおそらくですが、二次試験は素点がそのまま評価にはなりません。相対評価の試験ですので何らかの調整があって合格水準に達するものが60点となっているのだと思います。合格者だって何でこのレベルの回答で点数取れたかわかっていないのです。

ですので、無理をして高得点なんか狙わなくても「並」の回答を全部の問題で並べればいいんです。みんなが書きそうなレベルのことをすべての設問で並べればそれで合格です。スゴイ事を書いて高得点を狙う必要なんか全くありません。

意外と合格者でも、普通の答えをすべての設問で並べられていないものです。高得点の方だって光り輝くような回答を書いているわけではなく、当たり前のことを当然に並べているものなのです。そういう意味では当たり前のことを並べる、というのが高得点を取るポイントと言えなくもないですがあくまで結果論です。試験中「みんなこんなことを書いているんだろうな」なんてわかるわけもありません。やっぱり高得点を意識した人から合格から遠ざかると思います。

結果自分が行き着いた結論は「失点を避けること」でした。各問題で6割さえ取れていればそれ以上は必要ないのです。突飛なことを書いて100点or0点より、確実な60点です。これは今でも間違ってはいなかったと思います。また、高得点を取らくてもいいという心の持ちようは試験中にも好影響がありました。プレッシャーが緩和されます。事例1で失点→事例2,3で取り返そうと思い撃沈した不合格時から得た経験です。合格したときでさえ事例1が終わった段階では全く点数を取れた手応えはなかったのですが、事例2以降も同じような心境で試験に臨めたことが合格の要因だったと思っています。

例外もあります

とはいえ出回っている記事の中にも「これは確かに高得点だ」と説得力のあるブログもあります。一発合格道場のだいまつさんの記事です。徹底的に自身でも事例の研究、複数の回答を比較した高得点要素の分析があってこそ、「高得点」という言葉の説得力が増します。私も受験生時代には大変お世話になった神記事ですので、見たことのない人は今すぐ見ることをおすすめします。特に事例3攻略の極意シリーズは革命的だったと言っても過言ではありません。

平成28年

だいまつが教える事例Ⅲ攻略の極意 | 中小企業診断士試験 一発合格道場
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【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント! | 中小企業診断士試験 一発合格道場
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高得点を謳うにはこれくらいやるからこそ。そして再現性の高さがあってこそです。誰にでも再現できるものでなければやっぱり意味がありません。

さいごに

あちこちの受験生支援ブログを見て思った疑問を今回の記事にしました。「高得点」という言葉に惹かれる受験生の気持ちも痛いほど理解はできます。ただ、私自身が高得点への憧れを捨てたことが好結果へつながったという事実もあります。

受験生支援ブログで高得点記事を書いている人は、本当に自身もその記事の考えの通り高得点を狙って、結果高得点だったのでしょうか?少なくとも私は、試験中に高得点を狙って回答を書いていた人に、得点開示をするまで自分自身の回答が高得点だと思っていた人に、出会ったことがないのですが。。みんな「結果的に高得点」だっただけなんですよね。ですので高得点記事がそれなりに生み出される現状はなんかおかしいなーと思ってしまうのです。

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