読書の傾向

私は、中小企業診断士=経営コンサルタントという、ビジネスの最前線にいるかのような仕事をしていながら、ビジネス書の類はほとんど読まない。なぜだろう。

なぜ読まないのか

ビジネス書って、書いている人全員がものすごいビジネススキルをもっているわけではない。書籍って、出版すること自体はそんなに難しくない。まあまあの企画をもって自費出版で売り込めば、それなりの出版社から本を出せたりするのだ。今や電子書籍もあるし、アマゾンなんかでも非常にコストかからず出版も可能となっている。「名刺代わりに本を出しませんか」みたいな売り込みもあったりしますしね。

そのため、現在のビジネス書界隈も玉石混交なわけで、実際読むに値する書籍というのはそう多くはないと思っている。そのため、読むに値するものを周りの人が評価してから読めばいいんじゃないかなという気がしている。

新卒当時とかの意識高い系であったころは、売れているビジネス書には一通り目を通していたりもしていた。その結果、「大したこと書いてねーな」とか「それってあなただからできた話でマネできませんよね」みたいな本ばかりだなと感じてはいた。

そんなわけで、他人のベストプラクティスみたいなビジネス書ってあんま参考にならんなと思っている。本当に読むべき本であれば周りが騒いでくれるので、全然それからでいい。年に数千万稼ぐような先生とは違うから、それぐらいのスピード間でも全然遅くない。駄作を読んでムダな時間使うくらいなら、それくらいでいい。

とは言っておきながら

実はワイの奥さんは共著だが何冊か本を出していたりして、アマゾンでも売っている。ワイもいずれ一冊くらいはアマゾンで売れるようなもの出してみたいと思っている。

じゃあ何を読むのか

普通に小説、それもミステリー系が好きだ。作家でいうと伊坂幸太郎と東野圭吾。綾辻行人も好きだ。以前住んでいた家が、コンビニより何より、家から一番近い施設が図書館だったこともあり、古めの本には事欠かない状況であった。そのため東野圭吾は貪るように読んだ。伊坂幸太郎はさすがに新作ばかりだったので買っていたが。

東野圭吾のシリーズ者では加賀恭一郎シリーズが好きでした。加賀恭一郎のねちっこさが好きでした。ガリレオシリーズも嫌いではないんですが、原作より先にドラマを見てしまったので。でも、東野圭吾で何が一番好きと聞かれれば容疑者Xの献身と答えるかもしれん。ほんとでも東野圭吾を読み漁っていたときは、貪るようにという表現がぴったりなくらい、寝食を忘れて読んでいた。今でもそれぐらい読書に集中できる力がほしいなあ。

綾辻行人は、読みだしたのが結構最近なんで、メルカリですげー安い中古を買って読んでます。図書館でもいいんですが、捨てても痛くない値段なので、図書館に返すよりいいかなと。。実際は捨ててないですが。ちょっと古く感じて、ミステリーとしては古典も古典なんですけど、ベッタベタの良さを感じておもしれーなーと思うのです。

その他は誉田哲也とかも好きですね。特にストロベリーナイトのシリーズ。小説はミステリーに限ります。全然読んでいる時に犯人探しとかしないんですけど、ミステリー小説って犯人が見つかってトリックがわかる時点で、話としてはオチてますからね。その他のジャンルの小説でここまでしっかりオチてるのってあんま見ない気がするんですよねー。有名な方が書いた純文学とかも読みましたが、「で、結末は?」と思ってしまうタイプなんです。オチを求めるのは関西人だからでしょうか。

その他には

野村監督や、将棋の羽生九段の書いた本が好きでよく読みます。ビジネス書と違って、本当の真の成功者が書いた本ですしね。ビジネス書のようにああしろこうしろと書いてあるわけではなく、「自分はこう考えた、こう行動した」という点が好きで、決して押し付けるわけではなく、成功者の観点から読者がどう感じるのか、というほうが好きなんですよねー、個人的には。まーでも野村監督の本は結構あーせいこーせいって書いてあるかな。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました