試験があるかどうか不安でも手を止めるのは早すぎる!

中小企業診断士試験

司法試験や情報処理技術者試験、日商簿記をはじめ、各種資格試験で中止や延期の決定が決まっています。中小企業診断士試験は一次試験が7月とまだ時間があるとはいえ申込みはすでに始まっています。

SNSを見ていると一番懸念な点が「試験が開催されること」よりも「中止になった場合支払った受験料が返ってくるかどうかわからない」ということのようで、気持ちはわかるのですが少し残念に感じました。

個人的にも7月の開催はかなり厳しいのかなと感じています。ですが現時点では延期も中止も決定しておらず、事実としては7/11,12に一次試験の実施が予定されているということです。緊急事態宣言さえ解除され、会場の確保ができるのであれば、前後2メートルのスペースをとっての会場受験ということは決して不可能ではないと思っています。

諦めたらそこで終わりです

試験まであと3ヶ月を切った今、模試も開催され直前期として重要な時期です。今、試験が開催されるかわからないからと勉強をやめてしまうことはもったいない。この時期に勉強を中断してしまうと7月に一次試験が実施されるのであれば大きな痛手となってしまいます。中止が決定していないこの段階では手を緩めるべきではないでしょう。

今年の合格を目指すのであれば、試験の開催がどうなるかわからない今でも全力で勉強を続ける必要があります。手を止めてしまった人から不合格が近づくだけです。

受験料を支払えばチャンスは逃さない

受験料が戻ってくるかどうか不安、とのことですが、逆に受験料さえ支払ってしまえばスケジュールどおりに試験が開催される場合は当然問題なく受験できますし、延期等の救済措置が発生した際ももちろん恩恵を享受できるでしょう。しかし受験料を支払わない限りはそのようなチャンスを一切享受することができません。受験料を支払えば当然問題なく受験できますし、延期等の救済措置が発生した際ももちろん恩恵を享受できるでしょう。しかし受験料を支払わない限りはそのようなチャンスを一切享受することができません。このような事態ですからどのような救済措置があるかなんて予想できません。

あくまで個人的な意見ですが、中止となった場合救済措置も返金もなしというのは可能性は低いと思っています。東京マラソンも返金なしで騒がれましたが、東京マラソンの場合はこのような状況になることなんか予想できなかったです。今回は中止や延期が容易に想像できる状況での申込受付ですし、これで返金できないとなれば詐欺的です。

試験は受けないと合格できない

試験に合格する人ってどんな人だと思いますか?たくさん勉強した人?頭のいい人?そうではありません。合格者に共通する絶対の条件は「試験を受けた人」です。どんなに勉強しても、どんなに頭が良くても受験しないことには合格しません。

一次試験はマークシートですので、誰でも全問回答を埋めることはできるのです。さらにそれは1/4、1/5の確率で正解します。二次試験だって、合格者も何で得点されたのかわからないことが多いです。そのような幸運や偶然だって受験しない限りは可能性が0です。

中小企業診断士は合格後もお金がかかる

以前も書きましたが、中小企業診断士は試験合格後もお金はかかります。

受験料をケチったためにチャンスを逃すような人が合格後の出費の多さに耐えられるでしょうか?

さいごに

たしかに受験料13,000円はもったいない気持ちも理解できるのですが、今回申込みを躊躇するのが13,000円が返ってこないだけという理由だけであればとてももったいないことだと言えます。不安な気持ちも大変理解はできるのですが、今は7月に試験があるものと信じて突っ走るしかないです。あとで後悔しないような選択をしてもらいたいです。

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