ITストラテジスト試験に向けて、ちょこちょこと動き出しています。試験概要はこんな感じです↓
経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、ITを高度に活用した事業革新、業務改革、及び競争優位を獲得する製品・サービスの創出を企画・推進して、ビジネスを成功に導くCIOやCTO、ITコンサルタントを目指す方に最適です。
IPA 情報処理推進機構 https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/st.html
中小企業診断士協会では、応用情報技術者試験に続いてメジャーな情報処理技術者試験ではないでしょうか。二次試験合格後に受験する方も多いようで、私もその一人です。なんとなく、中小企業診断士の実務との結びつきがありそうな上、出題形式がこんな感じだからです↓
午前Ⅰ | 午前Ⅱ | 午後Ⅰ | 午後Ⅱ | |
出題形式 | 多岐選択式 (四肢択一) | 多岐選択式 (四肢択一) | 記述式 | 記述式 |
情報処理技術者試験の特徴ですが、多岐選択式(いわゆるマークシート)の試験には簡単な攻略法があります。それは過去問の答えを覚えること。本試験でも7割程が過去問の流用なので覚えてしまえばいいのです。
もちろん内容までしっかり理解し、他の選択肢の内容までしっかり理解したほうが知識の定着にはなりますよ。ですがただ試験に合格するならテキストなんかいらない、過去問だけあれば十分。それが情報処理技術者試験。
私が過去に合格した基本情報処理技術者試験、ソフトウェア開発技術者試験も、直近3回分の過去問を解いただけでした。午後に記述式の問題もありましたが特に対策はしませんでした。過去問丸暗記とはいえ、その後大学の情報系の授業については、出席0でもテストも余裕でしたので、それなりに身にはなっていたのだと思います。
情報セキュリティアドミニストレータについては、自らの意思ではなくほぼほぼ強制的に会社から受験するようにとの指示であり、学習にあたってはTACの通信講座がもれなくついていたのです。課題を提出しなければこの通信講座の受講費が会社負担でなく自腹になってしまうので仕方なく毎回ギリギリで提出していましたが、本当に無駄だなと思いましたね。
余談ですが、私のいた会社では入社1年目の秋は何らかの情報処理技術者試験を受けるよう指示がありました。だいたい基本情報処理技術者試験ですが、すでに合格している人はさらに高度なものを受験します。そして皆TACの通信講座がセットです。計画的に勉強している人はほとんどおらず(私の周りには)、ギリギリになってやります。「TACやった?」「やべーTACやらなきゃ」「あーTAC終わった!」「TAC!TAC!」とTACはネタにされる存在でした。中小企業診断士の学習をはじめてからTACは資格試験講座においては最大手であることを知りました。
情報処理技術者試験は中小企業診断士と違って過去問を解ける無料のアプリがたくさんあります。空いた時間に少しずつポチポチ進めています。紙が必要な計算問題はなかなか厳しいのですがそれ以外はスマホポチポチで十分です。アプリ内に解説もありますしね。
午後の記述式試験については、中小企業診断士二次試験経験者であれば特に対策は不要でしょう。ここもITストラテジストと中小企業診断士の相性が良いと言われる所以でしょうね。
午前のマークシートの問題はアプリで対策できるとはいえ、過去問一冊買っておこうかと思っています。私は情報処理技術者試験の過去問はITECのものが好きです。過去3回の合格時は毎回ITECの過去問を愛用しておりました。そろそろ買いますかね。午後の試験の対策もしないといけませんしね。
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